思わぬ誤解をうけることも
笑顔で話したり、笑いながら話すことはとてもよいことです。会話をしている当人同士も気分が良いですし、その周りにいる人や部屋の空気も明るくなります。
ですが、実は少しだけ注意が必要です。
本人はそのつもりが無くても、時と場合によっては相手に
「もしかして馬鹿にされてる?」
と誤解されてしまうことがあります。
笑い方とタイミングによって不快感を与えてしまう
たとえばあなたが落し物で困り果てている時、問い合わせ窓口の担当者に明るく笑顔で振る舞われたらどうでしょうか?
または仕事でトラブルを抱え、同僚に相談した時、笑いながら軽く対応されたらどうでしょうか?
「こちらは困っているのに笑うなんて・・・」
これは笑い方とタイミングに問題があります。
・馬鹿にしたように鼻で笑う
・相手が失敗した時や困っている時に笑う
とくに鼻で笑うのは相手に非常に悪い印象を与えてしまいます。
困ったことに笑っている本人は気が付いていないので、相手に不快感を与えている事には気が付きません。しかし、周りからの評判や上司からの評価は確実に下がってしまいますし、顧客からクレームが来ることさえあります。
自分はどうであるかを考えてみる
さて、それでは自分はどうでしょうか?
相手が困っている時、うっかり軽い気持ちで笑いながら対応してはいないでしょうか。
また、緊張を和らげようと無理に笑顔を作っていないでしょうか。
特に仕事の場では、無理に場を明るくしたりする必要はありません。
・明るい空気の場合は笑いながら話す
・重い空気の場合は笑顔を控えめにして話す
これを守れば、あなたが誤解されることはなくなります。