会議には呼ばれた方がいい
会議はなにかと面倒なものですが、呼ばれた方がメリットがあります。情報収集や共有の場であることはもちろん、「相手を知る」「自分を知ってもらう」という大事な機会でもあります。
お互いの顔が分かれば、そのあとのコミュニケーションは格段にスムーズになります。何か起きた時、それが大事になるかならないかという瀬戸際になったとき、お互いを知っていれば大きなトラブルにはなりにくいものです。
もし会議に出たくなければ断ればいいわけです。正当な理由があれば、断っても嫌な顔はされません。
ですが、そもそも呼ばれないような状態だと、「それ以前の人」になってしまいます。
新入社員、またはプロジェクトに配属されて日の浅い方は、どうすれば会議に呼ばれるようになるでしょうか。
アピールする
まずは何か1つ、詳しくなりましょう。また、詳しくなったことをアピールしましょう。このアピールする行動がとても重要です。
具体的なおすすめの行動は、何かトラブルが発生した時など、それを資料にまとめて上司に提出することです。「ざっくりですが、私なりにまとめてみました」という一言を添えて、作成した資料を送ってみましょう。
うまくいけばその資料が独り歩きをして、あなたの努力を周りに伝えてくれます。
そこまでうまくいかなくても、少なくても上司は「問題解決のための努力をしている」と評価します。
こういった努力が実を結び、「そうだ、あの人も呼ぼうか」となります。
雑談をしておきましょう
もう一つのお勧めは、上司と雑談をしておく、というものです。
仮に仕事に関する能力が同じ人間が2人いてどちらか片方を選ばなくてはならないとなった場合、最後の決め手は能力以外の要素になります。それは上司との相性であったり、顔なじみであったりという、非常に人間臭いところになります。
雑談はこの「人間臭い」ところの結びつきを深くしてくれます。媚を売ったりごまをすったりするのとはまた違います。どうでもよい雑談が信頼関係を少しずつ生んでいきます。
買い物をするとき、隣り合ったお店で同じものが同じ値段で売っていれば、顔なじみ・感じのいい人・知り合い、などから買いませんか?