よくある説明は
衆議院と参議院とは何か。検索すると、これを説明している記事はたくさんあります。
よく見られるのは、
・任期の違い…衆議院4年、参議院6年
・定数の違い…衆議院480、参議院248
・解散の有無
などです。
これを図にまとめたり、やわらかい表現で書くなどが多い印象です。
しかし、子供(小学生を想定しています)は理解できるでしょうか?
任期?解散?
なかなか難しそうだと思いませんか?
子供に説明するには
では、子供に説明するにはどうしたらよいでしょうか。
そのためには、まずは子供の頭で理解できるキーワードで例える必要があります。
我が家であれば以下のように話してみます。
「誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなど、大事なお買い物のときは、お父さんとお母さんに相談するでしょう?
お父さんとお母さん、二人とも賛成してくれたら、プレゼントはそれで決まりだ。
でも、どちらかが反対したら、もう一度相談して決めるよね?」
そして、本題に入ります。
「衆議院と参議院もそれと同じだ。ただ、違うのは・・・」
何を伝えるのか。大事なポイントは・・・
ここで一番大事なのは、
・判断をする場所が2か所あること
・片方が反対した場合は調整する仕組みがあること
です。
これをまず子供に分かってもらう必要があります。任期や定数、解散などの説明はそのあとになります。
我が家であれば「お父さんとお母さん」で説明する方法を選びます。
これで納得してもらえたら、次にようやく本題です。
「国が物事を決める時も似たようなことをしているよ。
衆議院と参議院っていうのがあってね・・・」
いかがでしょうか?
いきなり「衆議院は任期が四年で」と言われるよりは分かりやすいのではないでしょうか。