雑談の良い効果

コミュニケーション

雑談の効果とは

 ネットや書籍などでもよく見かける雑談力、これで悩んでいる方は少なくないようです。雑談の効果について考えてみます。

 雑談力があるとどんな良い事があるのでしょうか?逆に、そんなのがなくたって困ることはないのでは?たとえば社会人であれば、仕事さえきちんとこなしていればそれで良いのでは・・・?コミュニケーションの苦手な方は、ついついそんなことを考えてしまいます。

 答えを書いてしまいますが、雑談の良い効果は「雑談を積み重ねていくことによって、自分の環境での居心地がだんだんと良くなってくる」ということです。その理由は、相手がどんな人であるか分かってくるから、また、自分がどんな人間であるかが相手に伝わるからです。

「わからないこと」は強いストレス

 人間は、「状況が分からない」ということに強いストレスを感じます。自分の周りの人々がどのような人であるか分からない、という状況は、非常に不安な状態なのです。

 テレビのバラエティーなどで「箱の中身を当てるゲーム」があります。箱の中身がなんてことないぬいぐるみであったとしても、その正体を知らないプレーヤーは「知らないことによる恐怖」から、なかなか触ることができません。

 実際の生活においても同様で、よく分からない人が周りにいるというのはとてもストレスのかかる状態です。ですが、雑談を通すことによって徐々に相手の事が分かってきます。思ったほど悪い人ではない、または、やっぱり想像通り感じの悪い人だった、などです。

わかってしまえばストレスが減る

 この「正体がわかる」というのが大事なポイントです。分かってしまえば、ストレスはずいぶんと減ります。嫌な相手であればそれなりの対処法がありますし、良い人であれば、なおさらストレスは減るでしょう。

内向的な人こそ雑談をするとよい

 内向的な人は、何事も悲観的な方向に考えてしまいがちです。ですので、「分からない状況」をそのままにしておくと、どんどん悪い方向に行ってしまいます。

 積極的に周りに話しかける必要はありませんが、雑談をする機会があったらそれを逃さず、「分からない状況」を少しずつ解消していきましょう。それによって、不要なストレスが減っていきます。

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